◆自主避難体験アンケート 回答中間報告

お寄せいただいたアンケートの結果の中間報告です。

不安と二重生活、新しい生活の中で、アンケートにお答えくださった皆様、本当にありがとうございます。

避難したひと、迷っている人、避難せずにいる人、支援してくれている方々、そして行政のひと、様々な立場の人にとって、この声をしっかりと受け止めていくことがとても大切だと思います。

 

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1年たった今のこと。わたり土湯ぽかぽかプロジェクト座談会

わたり土湯ぽかぽかプロジェクトに参加されたお父さんお母さんの今の気持ち

2012.2月実施

 

 

画像はイメージです。
画像はイメージです。

福島市内土湯温泉は、比較的線量が低いことがわかっているエリア。


避難が有効であるとわかっていても、福島に残らざるを得ない事情は多々あります。
そんな中、全国の人々からのご寄付、そして、複数の団体の協力で実現した、気軽な保養プログラム「わたり土湯ぽかぽかプロジェクト」。
大変好評で多くの人が利用し、放射能放射能の毎日から少しだけ開放される時間となったようです。

 

 そんな中、井戸端会議スタイルで、参加者の皆さんが思いを話し合ってくれました。

 

(参加くださった皆様ありがとうございました。) 

 

 

1年たった今、福島市の父母の日常の現実。

 

子どもの被爆をできるだけ避けるため、毎日車で学校への送り迎えをしている。
週末は、山形や宮城など県外へ連れて行く。


自力での除染にあけくれる毎日。庭に仮置きした除去した土などが100袋


保養や疎開などの情報をネットで探すけれど、なかなか目的のものにたどり着けない。
ネットで、自主避難した人への中傷などを見るとやりきれない思いがする。

 

せめて家の中の線量を下げたい一心で、床や壁が削れるほど拭き掃除をしている。
なんなの?この毎日は・・・?!

この先どうしていいか、何をしたらいいのか、行き詰っている。


2階の線量が高いため、子ども部屋を閉鎖している。


2階への立ち入りを禁止している。


毎年、おばあちゃんが作った米や野菜を食べるのが当たり前だったけれど、今は県外のものを購入している。
目の前に野菜がたくさんあるのに、食べられない現実。


水を買う費用も重くのしかかっている。

 

 

 

 

 

どんどん大きくなる。やりきれない思い

 

 

県産の野菜が50円など、叩き売りされている現実を見て、食べてあげたいと切実に思う一方、子どもには食べさせることができない悲しさ。


コイン販売機などで野菜を売っているのを見かけるけれど、どうみても検査したものとは思えない。
それを堂々と販売できているシステム(売っている人を責める気持ちではない。)に疑問を感じる。


積算放射線量を測る子ども用の測定器を、3ヶ月だけ子どもに与えられたが、それはもう終わり。
あきらかに異常な値が出ているのに・・・。

 

どこにぶつければいいの?この怒り。

 

家の門柱は、45マイクロシーベルトあった。(!)これは危険すぎると思い、自費で除染をした。数回それを繰り返した後で、ようやく0.4マイクロシーベルト程度まで下がった頃、
市の職員が来て、玄関先と庭先の2箇所だけを測り、「低いですね。」。
平気でそれを言う職員に対して、怒りと憤りでいっぱいになってしまった。

 

毒を塗られた、汚された福島の住民が、なぜ自分たちで何もかもやらなければならないのか。

 

除染をしてもまた上がる。除染を繰り返しても結果が出てくるとは思えない。
街が崩壊してしまうって言うけれど、それでもかまわないとすら思うときがある。

アスファルトも家も何もかも作り直してほしい。


自力で多額の費用をかけ除染をした。もちろん賠償してもらう当てすらない。


ホールボディカウンターも、食べるものも何もかも、市や県は「安全です。」の一点張りだけど、どれも信じることができない。

 

公開されるのは、高い線量のところと低いところの平均のデータ。
実際には、恐ろしいほどの数値が出ているところが数え切れないほどある。
現状と全く違うことが、報道発表されていく・・・・。


エコカー減税より安い賠償金額。苦しみぬいた1年間。大人8万円だー!

 

 

福島市の人々にとっては、本当に苦しい1年だった。

だけど、本当の健康被害の不安はこれからなんですよね。

学校単位での健康検査をしてほしい。(もちろんただの健康検査ではなく、精密な検査)

 

食べるものの検査がもっと気軽にできる環境がほしい。
(首都圏のスーパーなどで実施されているケースがある。)

 

検診に力を入れてほしい。

 

長期的に、積算放射線量を測定できる器具がほしい。

 

 

1年が経ち、一見福島市のまちは落ち着いたかのようにさえ見えます。

 

しかし、静かに見える家々の中で、

 

子どもを持つお母さん、お父さんのこの1年間のもがき、怒り、悩み、は

想像を絶するものなのだと、あらためて感じ、これからの長い道のりを思います。(K)

 

2012.3

 

 

わたり土湯ぽかぽかプロジェクト 参加者から寄せられた声

★鷲倉温泉にご参加の方より

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25日は大変お世話になりました。おかげさまで親子ともどもリフレッシュできました。
食事にまで気を遣ってくださり、とても感激しました。
3月17日にまた参加する予定なので、よろしくお願いします。夫は単身赴任で私も仕事と子育てに追われているので、なかなか力になれる機会がないと思いますが、できる限りお手伝いをしたいと思っています。 

 

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★FoE 「避難の権利ブログ」2012年2月24日の記事より抜粋しました。

 

 

2012_0222pokapoka0002_3

 

 

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このような温泉プロジェクト良かったです。4月以降、雪道の心配がないので山奥への範囲を広げて行ってもらえるといいかなと思いました。
 今回のプロジェクトに参加させて頂きありがとうございました。みんな(家族)ストレス、疲れがひどかったため、心に潤いができました。
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その節は大変お世話になりました!!久しぶりの渡利脱出(苦笑)だったので、思いっきり深呼吸しました。子どもたちも雪遊びがとても楽しかったようで、大喜びでした。ありがとうございました!!!
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全国の皆様のご尽力により、この企画が始まったことに、渡利での生活を選ばざるを得ないものとして、大変感謝しております。本当にありがとうございます。!!!次回も予定が合えばぜひ参加させていただきたいです。
4月以降も引き続きプロジェクトをやってもらえるとうれしいです。
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 雪深くひなびた昔なつかしい温泉という印象でした。車なので大雪が心配でしたが除雪をしていただいて助かりました。みなさん親切でよかったです。温泉は熱かったかどうすめてゆっくり入れました。
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 子どもとともにリラックスできた様に感じます。主人が仕事のため遅れて来たのですが、雪道がつるつるで途中からのぼれず、温泉のスタッフに依頼しましたが段合わず、結局長い時間、徒歩で温泉に来ました。
 ぽかぽかから届いたとのお米、水を頂きましたが、おいしくうれしい気持ちになりました。  

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 私は渡利で自営業をしていますが、営業面でも渡利地区の人が減少してきていて、特に子どもたちと母おやがいなくなっている事がとても残念です。除染後はたして線量が下がるのか?なのでこのようなプロジェクトを継続していただきたいです。
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 子どもたちが外でそり遊びを思いっきりできましたし、温泉でゆっくり温まってホッとした一日でした。次の日お昼までお部屋をつかえて助かりました。
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 ぽかぽかプロジェクトに参加して、折り紙イベントがあったのですごく楽しかったです。後、渡利地区や南向台の人たちともコミュニケーションがとれたのですごい良かったです。折り紙の先生とも色々話したり、折り紙でハートやティッシュボックス等を教えていただけたのでいい思い出となりました。またこのイベントに参加したいと思いました。
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また折り紙イベントはやった方がいいと思います。温泉から帰るときにどこかの観光めぐりもした方が、いいのかなと思いました。お笑いコントもやってほしいです。しおりづくり等もいいかな・・・。
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温泉に入りゆっくりできたので良かったです。外でそり遊びもできて子どもたちも大変よろこんでいました。おりがみ体験も楽しかったです。
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今シーズン初の雪遊びに子どもは大喜びでたくさん遊べて良かったです。家族で久しぶりにゆっくりと温泉を満喫できて、日々のストレス解消になりました。
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できるだけ長く続けていただきたいと思います。夏などには海やキャンプなど安心して遊ばせられるプロジェクトなどがあれば是非参加させていただきます。
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放射線量が高く不安に思う気持ちが同じ方と宿泊できたこと。線量の低いところで子どもたちを遊ばせてあげようと考えてくださる方とご一緒できたことがとてもうれしく、幸せな時間を過ごせました。旅館の方も親切ですてきな旅館でした。ありがとうございました。
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家内と娘、孫が雪の中の露天風呂に大喜びで何回も入っていました。孫にとっては貴重な体験だったと思います。
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大変なプロジェクトだと思います。体に気を付けて今後の活躍に尽力くださるようお祈り申し上げます。
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吹雪の中、千葉よりおいでいただいたフクロウの会の折り紙先生に心から感謝いたします。折り紙の奥の深さにとても感激しました。とっても楽しかったです。
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周辺の散策も楽しそうです。葉っぱや枝など使って作品づくりをしても楽しそうですね。土湯だったらやっぱり「こけし作り」もいいと思います。
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4月以降渡利も除染が本格化すると思われますのでその期間もできれば子供を避難させたいのでまた利用させていただきたいと思います。ぽかぽかプロジェクト主催の4団体の皆さまには本当に感謝いたしております。今後ともどうぞよろしくお願いします。
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